酔っぱらった勢いで、彼の部屋に泊まりました

職場の先輩社員で、とても明るい面倒見の良い人でした。誰とでもすぐに仲良くなれてしまう、見た目も好青年でとてもモテる人でした。入社したてで勝手が分からずに戸惑っている私に、最初に声をかけてくれたのが彼でした。

会社の忘年会で意気投合し、酔っぱらった勢いで、彼の部屋に泊まりました。彼女がいるとは聞いていましたが、彼の部屋は彼女が置いていった私物があちこちにあって、それからというもの、私が彼の部屋に行った時に一番最初にする事は、彼女の私物を見えない所に(押し入れなど)押し込んでしまう事でした。

今から思うと馬鹿馬鹿しい事ですが、当時の私は彼と仲良くしたかったし、あまり男性経験もなかったもので、彼以上の人はいないと思い込んでいました。

彼と部屋で過ごしている時は、幸せな一時を過ごせていましたが、彼と過ごせない日、特に彼女と過ごしていると分かっている時は、本当に辛かったです。
彼には罪悪感がなく、彼女にも私の存在を、仲の良い女友達として話していたし、私にも今夜は彼女と過ごすからダメ、などと平気で言います。

普通なら彼女がいると聞いた時点で、恋愛対象からはずすべきなのに、私は彼女から彼を奪い取ろうと考えてしまいました。また、奪い取れると思ってしまいました。

そんな私の目を覚ましてくれたのは、学生時代からの友達の一言でした。
自分の彼女一人大事に出来ない男なんて、奪い取る価値もない。そんな男はもし奪い取ったとしても、また違う誰かに奪われるのよ。さっさと彼女に返してもっといい相手を探すべきよ。と言われました。

しかし、私はなかなか彼と別れる踏ん切りがつかず、悩んでいましたが、ある時、彼はなんと私の目の前で、他の若い女性社員を、飲みに誘ったのです。しかも、彼女もどうやら私と同じ立ち位置みたいで。それで踏ん切りがついて彼とは終わりました。
自分の彼女を大事にしない男性は、彼氏にするべきではありません。

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